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2014年 12月 04日

蒼の彼方のフォーリズム【感想】

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さて発売前にアニメ化が決まるという 
蒼の彼方のフォーリズム プレイしました
延期しなければもっと早い発売だっただろうからその辺のアレですかね

久々にPCゲーをやりきった
キャラも活き活きしてたし
ストーリーの展開もいい感じで面白かったです

世界観的には近未来モノかな?

グラシュ こと アンチグラビトンシューズ というものがある世界

簡単に言うと反重力の膜を発生させ
それで体全体を包んで浮く状態を作り
加速減速と言った飛ぶ力についてはリニアモーターカーのように
その膜の形状を変えて引き合う力と反発する力を上手く使ってるって感じ
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それでもって
FC(フライングサーカス)という空を飛んで競うスポーツがある世界
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どんなスポーツかは割りと最初の方で佐藤院さんが簡単に説明してくれますが
試合とかでその都度説明が入るので特に予備知識なくても楽しめます

簡単に言うと空に4つのブイが浮いていてそこを時計回りで飛行するというもの
得点方法は ブイにタッチするor相手の背中をタッチする の2つ

制限時間内に稼いだ得点の多い方が勝ち

ブイに関しては先に触れたほうのみがポイント
1個目のブイに触れたら次は2個目のブイをどちらが先に触れるかという勝負

とまぁショートカットが出来たりとか細かいルールというかセオリーはあるんですが
全部書いてたらキリがないので
体験版か公式が3話部分までプレイムービーを公開してるのでそれを見るのが手っ取り早い

そんなFCというスポーツと空?がテーマなのかな

そこでかつての有望選手だった
主人公日向昌也が倉科明日香と出会って
青柳紫苑しかいなかったFC部に入部して色々巻き起こる

といった感じのストーリー

回想やら色んなとこで
主人公は実はすごい選手だった的なのは幾度となく出てくるんだけど
主人公が選手として誰かと戦うって展開はないです
再起して強大な相手に立ち向かうってストーリーも王道だけど
ヒロインが成長して主人公の夢の先に行くって感じかな
その時に主人公もまた立ち上がる というかね

ファンディスクでもし主人公が高藤に行ってたらとか見てみたいけど
恋チョコの時もいくらでもファンディスクなんて作れたろうに作ってないからなー

推奨ルート順は 莉佳→真白→みさき→明日香 かなー
私はほぼ真逆の明日香→真白→莉佳→みさきでやっちゃいましたけど
↑の方がストーリーの展開的に多分正しい

というのも ライバルというか
立ちはだかる相手として乾沙希ってのがいるんですけど
莉佳と真白だとその相手と戦わないからね
だから主人公の回想とかも少なめかな(なくはないけど

キャラはどのこも活き活きしてて可愛い

さて感想


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莉佳ルートは
そもそも通ってる学校が違うから展開がある程度限定されちゃうよね
その影響か強豪の高藤学園で1年生でレギュラーっていう凄い選手のはずなのに
いまいち凄さに欠ける感があった(まぁみさき明日香が比較対象ってのもあるんだけど
性格が真面目ってのもあるんだろうけどこじんまりしちゃった感じ
あとは相手が乾沙希ではなく
莉佳ルートのために存在してるようなものの黒渕霞という選手
共通部の夏の大会でちょろっと反則とかをするラフプレイスタイルの選手って説明されるんだけど
この莉佳ルート以外では話に関わってこないからこれまた影が薄い

@はやっぱり色んなところで主人公の行動に違和感が見えてしまうのが残念
やっぱり他校の選手のコーチを引き受けるのもそうだし
黒渕霞が危険行為をして危ない選手だって分かってるのに
そのまま試合させて怪我ってシーンも 
一応理由というかその場その場ではなんとなくそんな行動を取ってしまうのはしょうがないかなー
とも思うんですが違和感が多少は残る

気になったのはそれぐらいであとはいい感じでした

もし現実にこんなスポーツがあったら
どうやったら上手く飛べるのか 相手に勝てるのか とか
上手くいかない時どうしたらいいのか とか
言い方があれだけど普通の苦悩を描いたルートかな って感じです

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真白ルートは
まず真白が最初はそこまでFCに興味を持ってないってところから始まっていくので
こちらも相手は乾沙希ではないですね
真白も莉佳同様もし現実にあったら
普通の人はこんな感じでFCに興味を持って努力して成長していくんだろうな って感じのお話
ただ真白は莉佳のように自主的にではなく
みさきと一緒だから部活に入るという感じなので最初はみさき>FCという状態

主人公がコーチをしてる中で勝たせてやるって約束をするんだけど
夏の大会では勝てなかったんですよ
実際準備期間も短かったし相手も強かったのでしょうがないと言えばしょうがないんですが

それで夏休みに入るときにみさきは半分退部状態になっちゃって
みさきが入ったから一緒に入っていた状態の真白だったんだけど
主人公との約束があるからどうしようかってなって色々もやもやしてる中
段々主人公>みさき とみさきよりも主人公に好意を持ち出して~って感じ

最初からみさきに対しての好意がすごいんだけど
みさきは袖にしてたっていうとあれだけどまぁ女同士だから友達という一線を守ってたところに
主人公にその好意が向くから一番ヒロインというか女の子してる感じ

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みさきルートは
初めから高スペックなところを見せるんだけどその分気分屋ってキャラなんだけど
夏の大会で真道さんだったり明日香だったり乾沙希だったりの凄いところを見て
心が折れるというか 厳密には折れてないんだけど
感覚で戦ってるのでこのまま続けてもいずれ明日香に追いつかれ追い抜かれる
そういった焦燥感だったり嫉妬だったりが入り混じってFCそのものをやめちゃおうとするんですよ

そこで主人公もFCをやめてる身だし共感して根気強くサポートしようとする最中
主人公とみさきの共通点みたいのが見えてきてお互いに強い連帯感が生まれるんですよ

それでお互いのことを知りFCを続けることが
自分のためだけでなく主人公のためにもなることに気づいて

気分屋だったみさきが猛練習してそして乾沙希と明日香と戦うというお話

みさきのお話は天才故の苦悩というか
ある程度出来るものだから見えてしまう才能の差であったり
賢いというかずる賢いというか逃げ道とか予防線を用意してしまったり
そういったものと立ち向かって勝ちたい!と真摯に思えるように頑張るお話かな

主人公の回想も大分入るので
主人公のトラウマ克服というかね そういったシーンも多め

@は覆面選手の出番ここだね
あれは恋チョコとのあれなのかとか思ったけど
恋チョコって高藤学園だから噛み合わないし驚きの正体
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明日香ルートは
なんというか明日香自体が本当に規格外
天然の天才ってこういうものなんだな っていうキャラ

なにせ主人公と会った時に初めて飛行したっていうのに
夏の大会でも1勝し
夏の大会決勝の真道vs乾の他の選手が驚愕してる中
1人だけFCってなんてすごいんだろうって笑顔でいるという規格外

そんな明日香が如何にして乾沙希に勝つかっていうお話ですね

底抜けに明るいキャラなので
苦悩というような面はあんまりない
周りがやきもきする中明日香だけは常に明るくFCを楽しもうとしてる

だから明日香ルートでの苦悩ってのは
大体が主人公のトラウマ

どうして選手をやめたのか
どうして今なお飛ぼうとしないのか 

そういったのを明日香と一緒に乗り越えていくみたいな

主人公の回想の度合いとしてはみさきとトントンなんだけど
克服って意味だと明日香ルートが一番かな


そんな感じですかね

サブキャラも全員いいよ

部長もその妹も本当にいいキャラしてるし
葵先生とかも随所で輝く
いまなお世界で戦える選手なのになぜ教師をしているのか とかね

3話部分まではプレイムービーがあるのでそれを見て興味が持てたらやってみるといいんじゃないかな

体験版も多分3話部分までかな?

3話までだと夏の大会直前までですね
高藤との合同合宿が終わり、日本に乾沙希が来るってとこで終わりかな




by aster-naru | 2014-12-04 01:06 | 現代視覚文化


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